2011-11-22 16:19:00
最近、テレビのCMでよく見かける言葉に過払い金請求があります。払いすぎたお金が戻って来るかもという宣伝文句を言っています。そして弁護士事務所の宣伝です。過払い金請求とは簡単に言えば、払いすぎた金利の返還を請求できるということです。例えば年利18パーセント以上で5年以上の返済を続けている人がいたとします。5年以上も続けているので、すでに利息の払いすぎにより、過払い金が発生している可能性が出てきます。
過払い金請求はこれまで高い利息をきちんと支払ってきた人の当然の権利です。貸金業者が万が一返還に応じない場合、弁護士の出番となります。弁護士が間にたって、訴訟を提起して回収を行うことができるのです。ある事務所実績ではこれまでに1万件近く、約520億円の過払い金を回収しているとのことです。これは出資法と貸金業法が改正され、完全施行されたことにより、怪しいとされる金利は廃止されたことも大きいといえます。
これだけ多くの人が過払いをしていて、請求回収ができたということも驚きですが、もう一つ忘れてはならないポイントがあります。それは過払いにも時効があるということです。最後に返済した日から10年が経過すると、過払い金請求の権利が消滅してしまうということです。逆にいえば、例え完済をしていても10年以内なら請求が間に合うということになるので、知っているのとそうでないのとでは大きな差が出そうな制度だと思います。